DAY10 習慣化の3段階 ※『人生を変えるモーニングメソッド』より

私事ではありますが、読書仲間(と勝手に思っている)の方から、このブログを褒めていただきました!
なになに、「読みやすくて面白い」、そして「サブタイトルがプロっぽい」ですって…?


ありがとうございます。なっしーさん!!
ほめてもらえるってうれしいものですね。

そのことばを励みに、「できるだけ毎日更新」に、少しずつでも近づけていきたいと思います。


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さて、今日は読んだ本の話。

本日は趣向を変えて、印象に残った「習慣化」の方法をこ紹介します。

まだ読書日記にも書いてない、読みたてホヤホヤですよ!


まだ「中だるみ」状態のプランナーの話ばかり書いてもしかたないので、「中だるみ」脱出のヒントになりそうなことを。

こんな本です。

著者は2007年、リーマンショックにより人生二度目のどん底状態の時*1、人生を変えようと早起きを始めます。

早起きして何をしようかと考えた彼は、今までやろうと思っていてもなかなかできなかったこと(瞑想、アファメーション、成功のイメージング、日記を書く、読書、エクササイズ)を少しずつやることを思いつきます。

それが習慣化し、人生を大きく好転させることに成功。現在はコーチとしても活躍されています。
そのノウハウをまとめたのがこの本です。

「習慣化するのにかかる期間」には諸説あります。

いちばん有名なのが21日間ですが、それを否定する説も何度か見たことがあります。

著者はご自身の経験と、コーチングのクライアントの結果から「習慣化30日説」を提唱。

その30日感を3段階に分けて考えるといい、と書いていました。

  1. 第一段階「耐えがたい期間」…2~3日は「新しいことを始める時の高揚感」があるが、新鮮味がなくなったら辛くなる
  2. 第二段階「不快な期間」…耐えられないほどではないが、まだ自制心や意志力も必要
  3. 第三段階「止まらなくなる期間」…ゴール直前の直線コース。だが、新しい習慣を人生に定着させ、潜在意識に覚え込ませる重要な期間

(P85 要約)

特に、第三段階は21日説を信じていると、「もう大丈夫」と気を緩めて失敗に繋がりやすいのだとか。


私が注目したのは第二段階でした。
実は。30日間チャレンジとしては9月スタートですが、実際はもう少し前から始めていたため、急激にやる気がなくなったタイミングはちょうど第二段階の時期でした。


この、第二段階を乗り切るコツが書いてありました。

それは、「この習慣が3か月続いたあとの自分をイメージする」こと。

この習慣が本当に自分の習慣になったとき、自分はどんなふうに変わっているだろう。何が起きるだろう。そして、どんな成功に近づくだろう(P184)。

――6つの柱のひとつ、イメージングと同じ手法ですね。
うまくいっている自分をリアルにイメージできれば、今までの自分に引き戻されないよう、ふんばれます。

ここががんばりどころ。ここを切り抜ければ、次はゴール前の直線コースですから。

ちなみに、第一段階の切り抜け方は。

「耐えがたい苦しみがずっと続くわけではない、少しずつ慣れて楽になる」と知っておくこと。

――おお、これはまさしく、前に書いた「これもいずれは過ぎゆくものだ」ではないですか。
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「そのうち変わってくるから、10日間くらいがんばれるよね?」と言い聞かせることが有効なようです。

本日の教訓。
  • 「習慣化には30日間かかる説」があり、10日間ずつ段階は進む。
  • 第二段階は「この習慣が身についたらどんなふうに成功しているか」をイメージして切り抜けよう。
  • 21日間で気を緩めず、残り10日間は習慣を定着化し、潜在意識に刷り込む。


この方法で、早く中だるみを脱出したいものです。

この本の読書日記も近々書く予定なので、書けたらまたリンクを貼りますね。


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*1:最初のどん底は交通事故で心肺停止になり、全身11箇所の骨折と脳にダメージを受けたこと