DAY8 ホワイトボード、いい仕事してます

【前の記事はこちら】
www.yasuko659.com

クローズドリストとは。

タスク管理の本を読むと、よく出てくるのが「オープンリスト」と「クローズドリスト」なることば。

「クローズ・リスト」とは……簡単に言うと、「ここまで!」というラインが引かれた仕事のリストです。 ラインの下には何も追加できません。 反対は「オープン・リスト」です。
原則5 「クローズ・リスト」を使う――“残業ばかりの悪循環”を根本から変える7つの原則より

簡単に言うと、「今日はこれをやろう」と決めたあとに、「あ、忘れてた」とか「ごめん、これ急ぎなんだけど」と頼まれた、といったタスクを追加するならそれはオープンリスト(追加可能)。
「今日はこれをやろう」と決めたら、何があっても今日はそれ以外にはタスクを追加しません、というのが「クローズドリスト」です。

――まあ、仕事をしていたら、人から言われた急ぎの仕事はなかなか断れませんけどね。


タスク管理の本でみんながみんな判で押したように言うのが、
「線を引け。クローズドにしろ。無制限にタスクを受け入れてたら終わらない」
ということです。

気持ちの上で線を引く。

100%クローズドにはできなかったとしても、少なくとも本来はここまでだった、とわかるようにするのが「タスクリストの一番下に、物理的に線を引く」こと。

たしか『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版』で読んだのが最初で、
横書きのリングノートにタスクリストを書き、一番下に赤で線を引く
という形のタスクリストをしばらく使っていました*1

これなら、
「無限にタスクが増えていく」→「いつまでも終わらなくて疲れ果てる」
ということがなくなります。

少なくとも、どこから追加されたかはわかるので。

たった線1本ですが、この差は大きかった。

A5サイズのホワイトボード。

最初から今の使い方目的ではなかったんですが、簡単に持ち歩けるホワイトボードがあるといいな、と思って購入。


以前読んだ『マンガでわかる! 幼稚園児でもできた!! タスク管理超入門 impress QuickBooks』で、「ノートタイプのホワイトボード」というものを知りました。
繰り返し使えるのが便利でいいな、と思ってA4・20ページのものを買ったんですが、これは日々気楽に使うにはちょっと大きくて大げさ。


ノートや文具類をツールポックスに入れて家の中を移動するノマド状態の私は、ボックスに入るA5サイズの、見開きだけのホワイトボードを買い足しました。


プランナーを使い始めた時に、「とりあえず頭の中に浮かんでいるタスクを書き出す」用になりました。

右側が空いているのに気がついた→クローズドした後を書けばいいじゃない。

写真は、購入直後に撮ったもの。この時は左しか使っていませんでした。
個人が1日にするタスクの量なんて、左スペースだけで充分ですから。


プランナーを書きはじめてしばらくした時に、開いたホワイトボードを見てひらめきました。
「追加したくなったタスクを右に書けばいいんじゃない?」


その他、思いついたこともとりあえず書いておけます。
注意力散漫な私の場合、作業中に思いついた
「〇〇しなきゃ」
とか
「〇〇について調べたい」
にそのまま突入してしまい、脱線、ということがよくあるんですね。


それを防ぐために
「思いついたことをとりあえず書くノート」
を勧めている本がありました。

いきなりやらずに、とりあえず書く。
「コーヒー飲みたい」とかでもまず書く。

そうすると落ち着いて、脱線しにくくなる、というものでした。

あとから思いついたタスクや、「あれやらなきゃ」は右側に書く。

そう決めただけで、ずいぶん脱線が減りました。


線こそ引きませんが、左は今日やること、右は今日の予定を決めた(=クローズドした)あとに書いたこと。
一目瞭然なので、あたふたすることがなくなりました。

これは、我ながらいいひらめきでした。

使っているのはこんなの。

8月にAmazonで買ったんですが、同じものは取扱終了のようです。


同じような状態でお困りの方は、よろしければお試しください。

本日の教訓。
  • クローズドリストが安心、安全。
  • タスクに線を引こう。
  • ホワイトボード、おすすめです。

【次の記事はこちら】
www.yasuko659.com

*1:本でのおすすめはモレスキン リポーター クラシック ハード 横罫 ポケット QP511 黒だったのですが、私はもっとお手頃なノートを使い、「なんちゃってリポーター」と呼んでいました