Audible、挫折……

“プロ”の手を借りて、いざ Audibleデビュー!

Audibleとは、Amazonのオーディオブックサービスです。
www.audible.co.jp


存在は知っていたものの、試したことがありませんでした。
最近、私の周りはレベルの高い読書家さんばかりで、その中には「Audibleのプロ」と呼びたい人も。
くわしい人に聞くのが一番いい、とAudibleデビューに当たり、知恵をお借りすることにしました。


今、私が使っているサービスはAmazonのMusic Unlimitedです。
www.amazon.co.jp
なぜか10月頃、ふらりと郵便で「4月無料オファー!」というのが届きました。
いい機会なので申し込むことに。


Music Unlimitedでは「1ヶ月に1冊ずつAudibleが聞ける」というサービスがあり、それを試してみたいと思ったからです。


ビジネス書では専門用語などの理解がむずかしそう、と感じた私にすすめられたのはこの本。

実際に起業された方が書いた、ビジネス小説です。

でも、1ヶ月経っても1章も進めず。

「残り時間5時間20分」という表示を見て、心が折れました。
たぶん、それだけの時間があれば読めます。


結局、図書館で紙の本を借りてきて、それで読了。


内容は面白かったです。
Audibleは話者によって聞きやすさが変わるそうですが、さすが“プロ”のセレクト、とても耳馴染みのいい方でした。


え、じゃあなんでダメだったの?
追って説明します。

実は私、速読を習っていました。

あちこちに書いているので、本館(読書日記ブログ)を読んでくださっている方ならご存知かもしれません。
もうずいぶん前ですが、栗田昌裕さんという方が教えている「SRS速読」の初級コースを受講しました*1


なので、ふつうの人とは感覚が違うのかもしれません(偉そうに聞こえたらすみません)。
音読より読むスピードが速いんです。
なにしろ、SRSでは「頭の中で音読しない」ことを徹底的に教え込まれるので。


からくりはこうです。
小学校でまず音読を教わりますよね。すると、その後も人は無意識に頭の中で音読しているのだそうです。
ただ、それだと音読のスピード以上に上がることはありません。
なので、音読をやめることが速読の第一歩になります。


少し前に他の速読法の本を読んでいた時に、
「Audibleのスピードを上げて聞きながら、紙の本で文字を追う」という練習法があったんですが、これもまったくできず。
アプリ版Kindleだと最大速度は2.8倍なんですが、私の読むスピードはその先に行ってしまうので、練習にならない。


「読んだほうが速いわ!」
になってしまった、というわけです。

VAKのVだったようです。

VAKモデル、ご存知ですか。NLPで使われる分類で、感覚のどれが優位かを指すものです。
www.nlp.co.jp

・Visual(視覚)
・Auditory(聴覚)
・kinesthetic(身体感覚)

と大きく3つに分かれます。

この中のどのタイプに当てはまるか、テストもあるんですが、私は今までどれか確信が持てなかったんですね。
でも、Audibleを試してみてわかりました。Aではないですね。


以前読んだ記事を探せなかったんですが、V(視覚優位)の中でも

  • 図やイラストで理解しやすい人
  • 文章を読んで理解しやすい人

と分ける考え方もあるそうで、私は明らかに「文章を読んで理解しやすい人」です。

それがわかっただけでも、意味があったと思います。
なにしろ、聞きながら
「文字を、文字を読ませてくれェェェ……」
になっていたので。

初めて気づいたこと。

Auidibleを聞いてみて、
「ああ、私は読むスピードを好きに変えて読んでいたんだな」
ということがわかりました。


小説を読む時に、主人公にとって辛い場面がありますよね。
振られるとか。傷つくとか。
そういう時、私は前後とのつながりが問題ない程度の情報だけ拾って高速で駆け抜けていたんです。
今まで気づいていませんでした。


Audibleだと、否応なしに一言一句読まれます。
辛さもそのまま受け取らなければなりません。
ちょっとした拷問です。

そういう意味では、小説もちょっと辛いかも。

本によっては大丈夫

その後、2冊目に選んだこの本は無事に完走できました。

シジュウカラの声をそのままリアルに聞ける、というポイントが大きかった。
内容もエッセイのようで気楽に聞けたのがよかったのかもしれません。


本を選べば、100%ダメ、というわけでもないことがわかったのも収穫でした。

車や電車に長時間乗る生活なら、良いサービス

置かれた生活環境によって大きく変わると思います。
必要な人にとっては良いサービスです。


ただ、人を選ぶもののようなので、興味のある方はなるべく金銭的負担のない方法から始めることをおすすめします。
この記事を書くにあたって、いろいろ調べてみましたが、案外「合わなかった」という方も多そうでした。


Music Unlimitedはあと2冊、無料で聞けます。
それを何にするかは、またプロのお力を借りようと思います。


でも、自分で文字を読める限りは、自分で読みたい。
なかなか貴重な体験でした。

*1:2泊3日の合宿形式だったので、初級8回コースとは身につき方が違う、と言われましたが