「向こうからやってくる」ものは吟味が必要

今日は、「向こうからやってきたものを簡単に受け入れたら、自分の時間が減る」という話です。

読書アプリのコミュニティからお誘いがやってきた。

無料だし、読書が趣味の人ばかりのコミュニティだから楽しいだろうな、と深く考えずにOKを押して入会。

すると、誰かが何かコメントするたびに通知が来るようになってしまいました。
面倒なことに、その通知が、私が読んだ本のレビューに対する「いいね」とまったく同じ形式で来るんです。
開いてみないとどちらかわからない。


「いいね」をくださった方は同じ本を読んでいることが多いので、その感想を読むのも楽しみだし、「いいね」をもらったらお返しするのも礼儀なので、定期的にチェックしています。
それが開くとわりとどうでもいい(失礼)コメントとか、私の入会あいさつコメントに対する「いいね」だったりすると、イラッとします。


必要な情報ゼロ。数日様子を見たのちに、申し訳ないんですがそのコミュニティは退会させてもらいました。
今の私にとってはプラスよりもマイナスのほうが上回ってしまうからです。

それで、思い出したことがあります。

母の金言「向こうからやってきたものは、安易に受け取ってはいけない」

これは、私が子供のころ戸別訪問してくる営業を撃退していた時に、母が言っていた言葉です。


こちらが欲しいものを持ってきてくれることはめったにない。たいていは向こうが売りたいものを持ってくる。
だから、
「必要かどうか検討したいので、連絡先を教えて下さい」
と言って資料と一緒に名刺をもらっていました。
すると、それ以上は押せないので営業は帰っていきます。
もちろん、こちらから連絡することはまずありません。必要じゃないから*1


私が取るべき行動は「即反応せずいったん保留にして、必要かどうか検討する」ことでした。反省。


コミュニティが悪いわけではないし、もしかしたら通知をオフにできる仕様だったらやめなかったかもしれません。
でも、本当に必要なのか、と考えたら必要ありませんね。時間もリソースも有限なので、オールウェルカムにするのは危険です。

それを改めて実感するできごとでした。

まとめ

自分の時間は自分で守ろう。
そのためには、「本当に必要なの?」とまず自分に尋ねてみる。

必要かどうか、判断できるのは自分しかいません。
基本的に、向こうからやってくるものが私に必要だった、ということはまずありません。
必要ならこちらから調べたりアクションを起こしますから。


不要なものを家に入れないのはシンプルライフの鉄則ですが、情報を安易に受け入れることにも気をつけようと思います。

*1:それでも、飛び込み営業で来た人から買ったものもあるんですけどね。百科事典と、家(!)のふたつだけ