理想の1日を考える

仕事を辞めてサバティカル期間に突入しました

最初にやったことは、
「理想の1日を考える」
でした。


自己啓発系の本にはよく出てくるワークです。
今まで何度か書いたことがありますが、「絵に描いた餅」感がぬぐえず。
結局、書いたまま放置で終わってしまいました。


――それがなぜ、今回書いてみる気になったのか。
それは、ワーママはるさんの『やめる時間術』を読んだから。


はるさんは2020年春に長年勤めた会社を退職されています。
そのきっかけになったのがこの「理想の1日を書き出す」だったのだそうです。

「理想の1日は、今の働き方だと不可能」
ということが目に見えてわかったとか。


私もそれにならって
新しい生活リズムの理想を描き、ギャップをどう埋めるか
考えてみました。

仕事に行かなくなっても、起床/就寝のリズムは変更なし

私が隣に人がいるとまったく寝られない体質のため、“家庭内時間差攻撃”をせざるを得ないからです。
(寝室を分けろ、というツッコミはなしで。長期計画にはもちろん入っています)
だいたい4時くらいに起きて、9時半~10時くらいに寝る感じです。平日休日も変わりません。


しかも、家事にせよ、読書・ブログはもちろんノートに書いて何かを考えるにせよ、課題は
いかに「ひとりの時間・空間」を確保するか
にかかっています。
※オットはただ今、ほぼ自宅でリモートワーク中


なので、オットが寝ているか、ジョギングで家にいない時間帯を有効活用するしかありません。
オットの起床時間は7時。
身支度をしてオットが走りに出るのが8時前後。
帰宅して朝食を摂りながら仕事を始めるのが10時過ぎ。

……などなど書いていたら、
オットの居ぬ間にコソコソしている人
みたいになってしまい、屈辱感たっぷり。


――いやいや、「理想の1日を考える」ってこういうやり方じゃなかったよね。
そうなんです。ふつう、ワークでやる時は、
7時起床 テラスに出て海を見ながら朝食
…とか、そんな感じです。何しろ、理想なので。

叶う範囲で理想を考える

でもねえ。書く側から
「絶対に叶わない理想」
を書いてもしょうがない、と思ったんです。


結局、
「今ある制約の中で、最も理想に近い動き方はどれか」
を書いて検討するワーク、になりました。


でも、単なる時間刻みのタイムテーブルよりも、

  • この時間帯は家事をするから、自分のタスクは軽め

とか

  • オット不在のこの時間帯にこれだけはやりたい。何を他に回すか?

といった、時間の濃淡を細かく考えられました。

タスクの振り分け、ちょっとだけ進歩

今まで、
「なんとなくタスクをノートに書き出して、なんとなく空いた時間にやる」
という行き当たりばったりな方法しかできていなかったのですが、時間を見極めたことで、タスク配分も前よりできるようになった気がします。


これも、『やめる時間術』のおかげ。
いかに無駄な時間をマイナスするか、実践方法を細かく教えてくれるので、はるさん方式でいろいろ試してみます。


こういうのは、続けて、試行錯誤しながら少しずつ理想に近づけていくしかありません。
飽きずに続けられる方法を考えよう。

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