25年前の今日、阪神・淡路大震災が起きました。
今住んでいるこの地域でも大きな被害が出て、職場(徒歩圏内)の人からよく話を聞きます。
当時私がいたのは震度4程度の場所でしたが、オットはタンスの下敷きになり、危うく死ぬところだったと言います。
先日動かしたチェストを、不便な別の部屋に置いていた理由。
それは、タンスで死にかけた息子を心配して、義母が
「寝室には大きな家具を置かないで」
と言ったからでした。
——思い出せてよかった*1。
ものを減らすのは、快適に暮らす目的ともうひとつ、「安全のため」があります。
時々忘れてしまいますが、物が多いとそれだけ危険が増します。ケガをしたり、逃げ道を塞いでしまう可能性も。
さらに、どこに何があるかわかっていないと、「必要なものだけ持って逃げる」が迅速にできません。
以前読んだゆるりまいさんの本でも、東日本大震災で「物の多い家は危険」と痛感したと書いてありました。
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25年の節目。
大切なことを忘れずに「必要なものだけがある暮らし」に向けて、手放すことを続けていきます。
そんな日に捨てたものはマスカラ。
節目に似合わないものですみません。
でも、こういう小さいものをコツコツ減らしていくのも大事だと思って続けます。
このマスカラは、愛用しているスキンケアブランドのもの。
勧められて買ってみたんですが、
「私はフィルムタイプのマスカラが好きじゃない」
ことがわかったのでよしとします*2。
「自分に何が合って、何が合わないか」を知ることは、
「必要なものだけがある暮らし」
には欠かせません。
「自分のものさし」は、常にアップデートしていこうと思います。