年賀状が書けました!その秘密は「チャンクダウン」

毎日、「一日一捨」では不要品の写真ばかりお見せして申し訳ありません。
少しは役に立つことも書いていきますね。


さて、ワタクシ本日無事に年賀状を投函しました!やったー!

恥ずかしながら、毎年本当に年賀状を書き上げるまでがユウウツで、だいたい例年投函できるのは30日がやっと。
それが、今年は1週間も早く仕上げることができました。


なぜ、そんなに早くできたのか?何が違ったのか?
それは、この本を読んだからです。
メモと記録だけでストレスフリーな毎日を続ける仕事術 マニュアル通りじゃないから続けられるタスク管理のコツ26箇条 (impress QuickBooks)


著者・とゆさんも年賀状を書くのが苦手。ところが、作業を分解してみたら、一度に全部やらなくてもいいことに気づいたそうです。
そうなんです。年末に全部やらなきゃ、と思うから負担に感じるんですよね。


とゆさんのリストをもとに、私の作業もリストにしてみました。
こんな感じです。

  1. デザイン集を買う
  2. デザインを決める
  3. インクの残量を確認
  4. インクを購入
  5. 出す枚数を決める
  6. 住所録を入力
  7. 年賀状を買う
  8. 図柄印刷
  9. 宛名印刷/オット*1
  10. 宛名印刷/自分
  11. コメントを書く
  12. 投函

さて、この中で年末にならなくてもできるのはどこまででしょう?
デザイン集を出回るタイミングで早めに買えば、なんと年賀状購入前に6までできてしまいます。

私は、デザインを決めないと具体的に動く気になれないのでこの順番にしましたが、人によってやる気になる順番は違うと思います。


もうひとつ、発見だったのは、自分にとってのボトルネック*2が思いもよらない箇所だったことでした。
これは、リスト化して順番にやってみないと気づかなかったと思います。


実は、今年は住所録を一から入力しなければなりませんでした。
昨年まで年賀状作成用に使っていたノートPCが壊れてしまったからです。データも取り出せず。

ふつうの感覚だと、ここがネックになりそうですよね?面倒だから。
――ところが、違いました。


正解は「5.出す枚数を決める」。
なぜか?それは「今年いただいた年賀状を全部見直して、出す人を選ばないといけないから」だったんですね。

住所を入力するのは、枚数を決める時に「この人には出す」とすでに決めているので、あとは機械的な作業*3。決断は必要ありません。
なるほど、私は「決断」を面倒に感じるのか、というのは発見でした。


今まで、チャンクダウンには苦手意識がありました。でも、今回はとゆさんのお手本があったおかげでスムーズに作業できました。


年賀状作らなきゃ…とユウウツなあなた。まだ時間はあります。一気にやらなくてもいいんです。
作業を分けて、自分がやる気になる順番に並べ替えてみませんか?

そして、ここが自分のネックだな、とわかったら、対策も取れます。今年うまく行かなかったら、それを記録しておけば来年ラクにするための準備になります。


チャンクダウンの練習と思って、ぜひ試してみてください。

*1:最近は連名をやめたので、別の作業になります

*2:ボトルネックの意味はこのサイトの解説がわかりやすいです→ボトルネックの意味とは!使い方から類語や英語表現も紹介!

*3:何百枚もあったら大変でしたが、数十枚なので